Meeting between the Cardinal and the Moscow Patriarchate delegation
(2024.10.16 Vatican News Salvatore Cernuzio)
バチカン広報が16日発表したところによると、教皇フランシスコの命を受けて15日にモスクワ入りしたマッテオ・ズッピ特使(枢機卿・イタリア司教協議会会長)は同日早朝の到着直後にロシア政府のセルゲイ・ラブロフ外相、続いてロシア正教のアントニー・首都大主教、16日には大統領児童権利委員会のマリア・ルヴォヴァ=ベロヴァ委員と会談した。
ズッピ特使にとって二度目となる今回のモスクワ訪問の主たる目的は「切望されている和平実現を視野に入れ、ウクライナの子どもたちとその家族の再会と捕虜の相互の交換を促すこと」だ。
15日早朝のラブロフ外相と会談では、バチカン広報は「ウクライナ紛争の状況における人道的分野での協力や、その他の国際問題が話し合われた」と説明。ロシア外務省は声明で、ロシアとバチカンの対話の「建設的な発展」を強調した。
外相との会談に続いて枢機卿は、ロシア正教会のモスクワ総主教庁・対外教会関係局長のアントニー首都大主教と会談し、「ウクライナ紛争に関連した人道問題」が焦点となった。
翌16日は午前中に、ロシア大統領児童権利委員会の委員と会談した後、カトリック教会とロシア正教会がそれぞれの代表団を伴う形で、再びアントニー首都大主教と会談した。
総主教庁の公式ウェブサイトによると、ズッピ枢機卿の代表団にはロシア駐在教皇大使のジョヴァンニ・ダニエッロ大司教も含まれており、同ウェブサイトでは会談の写真も数枚公開され、2人が大きなテーブルで向かい合って座っている様子が写っている。
(翻訳・編集「カトリック・あい」南條俊二)