(2025.3.25 バチカン放送)
バチカン広報局が25日、報道陣に説明したところによると、教皇フランシスコは、ローマのジェメッリ病院から退院後、お住まいのサンタ・マルタ館で療養を続けておられる。
説明によると、教皇の主任担当医セルジョ・アルフィエーリ教授とバチカン市国保健衛生局副局長ルイジ・カルボーネ医師が22日に説明したとおり、教皇は療養生活を続けられている。医師団が少なくとも2か月とした療養生活で、教皇は薬物療法と、運動理学療法、呼吸理学療法を続けねばならず、現段階では個人およびグループの謁見は避ける必要がある。この2日間にお会いになったのは、「最も身近な協力者」のみだ。
教皇のために、24時間の支援体制と、緊急時に対応できるように、酸素をはじめとする必要なものがすべて備えられており、バチカン市国保健衛生局が責任を持って管理する。教皇には常に医療チームがつき、ジェメッリ病院入院中と同様の方法で、酸素療法を続けられる。夜間は、鼻カニューレを用いた高流量酸素療法が行われる。日中も同療法は続くが、徐々にその必要を減らしていく。
また教皇は、ジェメッリ病院でもすでに行っていたように、サンタ・マルタ館の3階の小礼拝堂においでになり、ミサを共同司式しておられる。入院中と同様、執務も続けておられ、25日は駐ベラルーシ教皇大使や、控訴院の法廷弁護人の任命をされた。
現段階では、ここ数日の予定をはじめ、聖年行事や、聖週間の儀式に関して、教皇がどうなさるかは未定で、今後、教皇の回復状態を見ながら、判断されていくことになる。26日の水曜恒例の一般謁見は行われず、入院中と同じように、事前に教皇が用意された連続講話のテキストが発表される。日曜の正午の祈りの説教も同様の対応がなされ、広報局を通じてテキストが発表されることになりそうだ。現在、教皇と国家元首、政府責任者との会見の予定はない。
(編集「カトリック・あい」)