(2025.3.23 Vatican News)
教皇は23日昼、ローマのジェメリ病院から退院なさる前に、まず病院の医師団、スタッフたちに挨拶と感謝を表され、続いて病院のバルコニーから、広場に集まった約3000人の人々に向かって「皆さん、ありがとう!」と挨拶され、祝福を与え、親指を立てられた。
病院広場に集まった人々に、教皇はそのすぐ上の小さなバルコニーから、数語の呼びかけをなさった。膝の上に置かれた両手を、人々を祝福するように両手を挙げられ、続けて手を振って微笑みかけられた。これを受けた人々は、「フランシスコ!」「愛している!」「あなたのためにここにいます!」と叫び声で応え、教皇は「皆さん、ありがとう!」と治療の影響が残る、かすれる声で感謝された。

また教皇は、視線を広場の端から端へと移しながら、この機会を祝うために黄色の花束を手にしたイタリア人女性がいることに気づかれ、「黄色の花束を持ったあなたの姿が見えます」と感謝の意を込めて手を振られた。バルコニーからの挨拶を終えられた教皇が、車で病院を出られる際にも、人々が周りに集まって挨拶と歓声を上げた。
病院を出られた教皇は、そのままサンタ・マリア・マッジョーレ大聖堂に向かわれ、助任司祭であるローランダス・マクリッカス枢機卿と面会され、聖堂の聖像「マリア・サルス・ポプリ・ロマーニ(ローマの民の救い主)」に花束を捧げ、保護と配慮に感謝する祈りをされた。
(翻訳・編集「カトリック・あい」南條俊二)