第二バチカン公会議の遺志を受け継ぎ、群れを導く羊飼い-教皇フランシスコ80歳に

(2016.12.8 Tablet クリストファー・ラム)

 教皇フランシスコにとって重要な節目となる80歳の誕生日が間もなくやってくる。それはもうひとつの重要な節目―第二バチカン公会議が示した重要な原則を達成のための―でもある。

12月17日にフランシスが80歳の誕生日を迎えるとき、それは個人としてのカリスマ魅力と自然なしぐさで特徴づけられる彼の教皇としての行動力あふれた旅路の節目となるだろう。だが、教会における彼の指導力はそれにとどまらない。現代カトリック教会のあり方を定めた第二バチカン公会議の遺産を継承する教皇なのだ。

半世紀前に開かれたこの公会議は、現代の世界を生きる教会となるための改革の道を定め、一方的な断定的な態度を改め、人々の声を聞き、悩み苦しむ人々に癒しの薬を提供する存在に生まれ変わる方向を示していた。

教皇フランシスコが継承、発展させようとしているのが、この道であり、公会議の遺産を確かなものとするのがその旅が狙いとしているところだ。それは、大空に華々しく打ち上げる花火に終わらせるものではなく、花火大会の後に、再び仕事を続けるようなものである。

(Tablet は、イギリスのイエズス会が発行する世界的に権威のあるカトリック専門の週刊誌です。「カトリック・あい」はそのウエブサイト版から随時、翻訳、掲載する許可を得ています。直接ご覧になりたい方は、TABLETのウエブサイトはhttp://www.thetablet.co.ukへ。「リンク」でも検索できます。)

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2016年12月13日