枢機卿会議開く―バチカン改革を継続検討

(2017.6.14 バチカン広報局)第20回枢機卿会議が12日から14日にかけて、教皇フランシスコ隣席の下に開かれた。 グレグ・バーク報道官によると、会議では、世界の教会に対して教皇庁の各部局がよりよく奉仕するための方策についてさらなる検討を進めた。これには、司教候補を選ぶための、聖職者、一般信徒などからなる協議の場の設置も含まれた。

 他の課題としては、バチカンへの権力集中を減らす試みとして、教皇庁の部局の機能の一部を世界の各教区の司教たちや司教団への移管の可能性-例えば、未婚の終身助祭の司祭叙階の審査と認可、伴侶を失った終身助祭の再婚や司祭叙階の申請への対応についての権限の、聖職者省から司教協議会への移管の可能性-も検討された。また、福音宣教省などいくつかの教皇庁部局についてもさらなる検討が加えられた。

 枢機卿会議は、また教皇庁の諸宗教対話評議会、東方教会省、法文評議会、そして最高裁判所・内赦院・控訴院の三つの裁判機関の計6つの部局にの在り方に関する教皇に提出予定の諸文書の検討を進めた。また、ジョージ・ペル枢機卿は自身が責任者を務める財務事務局の予算策定や財務計画立案などに関する業務改善案を提出。広報事務局のダリオ・エドアルド・ビガーノ局長からは教皇庁の新システムの導入などコミュニケーション・システムの改革作業についての報告が出された。

 次回の枢機卿会議は9月11、12、14日に開かれる予定。

(翻訳「カトリック・あい」南條俊二)

 

 

 

 

 

 

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2017年6月15日