(2017.8.1| by Ellen Teague Tablet) 修道女が司式するカトリック信徒の結婚式がカナダで、司教区の責任者とバチカンの許可を得て行われた。バチカンは、カナダの女子修道会、Sisters of Providence のシスタ―・ピエレット・シフォーに、7月22日、カナダのロレンビルのカトリック教会で結婚式を司式するのを認めた。同教会のあるルイン・ノラン教区は司祭が不足しており、結婚式の司式にも不都合が生じていた。
「教区のために奉仕できることをうれしく、誇りに思います」とシスターは式後に語り、司式は教区の司教からの要請によるもの、と強調した。彼女は、修道女として55年間、教会のある小教区に隣接するモフェ小教区で司牧に携わっており、新郎に子供時代からカテキズムを教えていた。5月23日付けで教皇庁典礼秘跡省から司式の許可を受け、結婚準備のために二人と3度、面接した。
シスターは司式の感想を「教会における女性の役割を前進させる素晴らしい一歩」と振り返った。また地元の新聞記者に、自分は司祭叙階されておらず、司祭としての機能は果たせない、と指摘した。
女性の祭壇に立っての司式はーミサは認められず、結婚の典礼のみ―聖ヨハネ・パウロ二世が公布した教会法の1112条で「司祭、助祭の不足している地域では、教区司教は婚姻にあたっての補助を、司教会議の賛成と聖座の認可を受けて、一般信徒に委任することができる」と規定され、条件付きの例外として認められている。
(翻訳「カトリック・あい」田中典子、南條俊二)
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