(2022.11.25 Vatican News)
バチカンにおける女性の役割拡大を進める教皇フランシスコが25日、新たに二人の女性をバチカンの考古学委員会と文化教育省、それぞれの幹部に任命された。
2人のうちバチカンの考古学委員会の事務局長にはラファエラ・ジウリアーニ博士が任命された。博士は、カタコンベの著名な研究者で、関係する多くの著作がある。9 月に教皇庁殉教者アカデミーの「Magister」に選ばれていた。
もう1人、バチカン文化教育省の次官にアントネッラ・シャローネ・アリブランディ教授が任命された。教授は、現在、ミラノに本拠を置く欧州最大の私立大学、聖心カトリック大学の副学長で、銀行法および金融市場法を教えている。イタリアの法律・経済の教授協会の会長でもある。
(翻訳・編集「カトリック・あい」南條俊二)