2016.10.5 バチカン放送
ジョージア訪問のテーマとして、教皇は特にジョージア正教会との対話を強調。初日にトビリシで行われた、全ジョージアのカトリコス総主教イリヤ2世との会見、さらに翌日、イリヤ2世と共に訪れ祈った、ムツヘタのスヴェティツホヴェリ大聖堂への訪問を思い起こされた教皇は、同大聖堂に保管されるキリストの上衣の聖遺物は、諸教会の多くの殉教者たちの血によって証しされた、キリスト者の一致を象徴するものと話された。
ジョージアで、教皇はカトリック信者らと交流されたが、中でも、トビリシのカルデア典礼の共同体と、シリアとイラクをはじめとする中東の平和を祈ったことを、忘れがたい体験として振り返った。宣教の保護者、幼きイエスの聖テレジアを記念した10月1日、ジョージアのラテン、アルメニア、カルデア典礼のカトリック信者たちと祝ったミサでは、真の宣教とは、改宗活動ではなく、祈りと、礼拝、具体的な慈愛の業におけるキリストとの強い一致を示すことと説いた、と述べた。
一方、国民の大多数がイスラム教徒であるアゼルバイジャンでは、カトリック信者は数百人しかいないが、すべての宗教と良い関係にあり、特に正教徒とは兄弟的な絆で結ばれていると教皇は紹介。
首都バクーの小さなカトリック共同体では、様々な民族が調和のもとに一致していたが、このような出会いと対話の精神をもって、コーカサスのすべての民族が平和と相互尊重のもとに暮らせるよう、アゼルバイジャン政府に諸問題の解決を励ました、と述べられた。
教皇は、アルメニア、ジョージア、アゼルバイジャンの国民の歩みを神が見守ってくださるよう、その祝福を祈られた。