「人類発展へ環境破壊阻止を」 環境保護世界記念日で教皇と正教会総主教が共同声明

教皇フランシスコとエキュメニカル総主教バルトロメオス1世 – AFP

(2017.9.1 バチカン放送)9月1日、カトリック教会の「環境保護のための世界祈願日」が記念された。

 環境問題への関心を高め、それについて祈ることを目的に、教皇フランシスコによって2015年8月に制定された。正教会のエキュメニカル総主教庁もまた、同じ日に、同じ目的のために祈ってきたことから、この記念日は相互の交流・協力的な側面も持っている。

 この日、教皇フランシスコとエキュメニカル総主教のバルトロメオス1世が共同声明を発表し、「人間が神から自然を守る者として託された責任を果たすように」と呼びかけた。そして、「人間の尊厳とその発展は、被造物を大切にすることと深く関係しています」とし、「それにも関わらず、自然のバランスを崩し、限りある資源を搾取し、市場的利益を上げようとする飽くことのない欲望が、神の協力者としての人間の召命を曇らせています」と警告した。

 さらに、「人間環境と自然環境の悪化の影響を最も受けるのは、地球のあちらこちらの片隅で生きる弱い立場の人々です」と強調し、「人類が持続可能で統合的な発展のために、環境保護に取り組むことが急務」と訴えている。

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2017年9月2日