また、現地バルセロナ大司教区の前教区長、ルイス・マルチネス・シスタッチ枢機卿は「亡くなった方々、傷を負われた方とともに、今回の襲撃事件を強く非難します。私たちの心は痛みと犠牲になられた方々への同情で一杯です」と悲しみを表明し、同教区のセバスチャン・タルタブル補佐司教は「今回の事件を強く非難し、犠牲者の方々の魂を神に委ねます。親類縁者の方々と共に祈ります」と語った。
バルセロナ大司教のホアン・ホセ・オメヤ枢機卿は、夏の霊操のためバルセロナを離れていたが、急遽、バルセロナに戻り、信徒たちとともに痛みの時を過ごすことになった。
スペインの他の教区の司教たちからも即刻、ツイッターなどで哀悼の意の表明と犠牲者たちのための祈りが寄せられているほか、米国司教協議会の国際正義と平和委員会委員長のオスカー・キャントゥー司教も声明を出した。
司教はその中で、「またしても、テロによって多くの死傷者が出てしまいました。米国司教協議会はこのような道義にもとる行為を断罪し、バルセロナ大司教区とスペイン全土の方々と、この深い悲しみの時をともに分かち合いたいと思います」、さらに「罪もない人々に対するテロ攻撃は絶対に正当化できません。罪もない男女、子供たちへの直接攻撃は、無条件に非難すべきものです」とのべたうえで、「神が犠牲者たちに安らぎを与えてくださいますように。また、このような行為をした人々の心を改めてくださいますように」と祈りをささげた。
(翻訳・「カトリック・あい」南條俊二)
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