(2017.7.30 By Cecilia Sepia バチカン放送)7月30日は国連が定めた人身売買廃絶に向けた行動と徹夜の祈りの日に当たったが、教皇フランシスコは、同日昼のお告げの祈りの中での説教の最後に、人身売買の問題を取り上げ、「このような異常な伝染病」の阻止に向けて、適切な取り組みで対応するよう、サンピエトロ広場に集まった人々、そして全世界に、強く呼びかけた。また、「多くの罪もない何千の人々が毎年、強制労働や性的搾取、そして臓器売買の犠牲になっている現実に‶慣れてしまう〟ことは、醜く、残酷で、犯罪的なことです」とこの問題に慣れ、無関心になっている世界の現状を厳しく批判した。
Save the Childrenの報告によると、現在、女性や子供を含む2100万人から3500万人の人々が世界で人身売買の犠牲になっており、四人に一人は未成年。人身売買は主として売春や奴隷労働を目的に行われているが、代理出産や重婚目的のものも減っていない。