(2017.7.4 バチカン放送)教皇フランシスコは3日開会した国際連合食糧農業機関(FAO)の第40回総会にメッセージを送った。
総会初日、ローマのFAO本部を訪問したバチカン国務長官ピエトロ・パロリン枢機卿がメッセージを代読、その中で教皇は「飢餓と栄養失調は、自然現象や特定の地域の構造上の問題だけではありません」と強調し、「それは、多くの人の無関心、あるいは少数の自己本位による経済社会環境の整備の遅れが複合した結果なのです」と述べられた。
そして、「戦争やテロリズム、強制的な移住は、人々の協力による活動を阻害し、一番の犠牲となる貧しい人たちは、生産プロセスから排除されるだけでなく、安全な場所に避難するために土地そのものを捨てざるを得ないのです」とし、「真の連帯だけが、栄養失調や貧困をなくすことができる」と述べて、総会に出席した各国代表に、この課題への挑戦を強く求めれらた。