
ファティマ巡礼を前にメッセージをおくる教皇フランシスコ – AP
(2017.5.11 バチカン放送)12、13の2日間、教皇はポルトガルの聖母巡礼地、ファティマを訪れるが、この巡礼を前にして11日、ポルトガルの人々に、次のようなビデオメッセージを送られた。
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「ファティマの聖母の足元に巡礼するまで、あとわずかとなりました。もうすぐ母マリアの家で行なわれる私たちの出会いを、喜びのうちに待っています。皆さんのお家や共同体、市町村にも来て欲しい、との招待をいただき、ぜひともそうしたいところですが、それができないのが残念です。ファティマの聖母への巡礼だけに内容を絞った、今回の訪問を理解してくださった関係当局の皆さまに感謝申し上げます。
この巡礼で、私は教皇として聖母のもとに赴き、イエスから世話をするようにと私に託された最も素晴らしい『花々』、すなわち『イエスの血に贖われた、誰一人除外されることのない、世界中の兄弟姉妹たち』をお捧げしたいと思います。私が心を込めて『金の薔薇』を捧げるために、皆さんが私と心身ともに一致してくださることが大切です。こうして皆が『心も、思いも一つ』となります(参照:使徒言行録4章32節)。聖母が一人ひとりに『私の穢れなき心はあなたの拠り所となり、神へと導く道となるでしょう』とささやいてくださることを願いつつ、私はすべての人を聖母に託します。
『“Con Maria, pellegrino nella speranza e nella pace”(マリアとともに、希望と平和を抱く巡礼を=この部分のみ「カトリック・あい」訳)』、これが私たちの巡礼のモットーです。そこには回心のためのすべての計画が込められています。この祝福された時のために、皆さんが祈ってこられたことを知り、嬉しく思います。祈りは私たちの心を広げ、神の賜物を受け取る準備となります。皆さんが毎日、私のために捧げてくださる祈りと犠牲に感謝します。私は皆さんの祈りを必要としています。私は罪人たちの中の罪人、『私は汚れた唇の者。汚れた唇の民の中に住む者』(イザヤ6章5節)です。祈りは私の目を照らし、神がご覧になるように他人を見、神が愛されるように他人を愛することを教えてくれます。
神の名において、希望と平和の福音を分かち合う喜びのうちに、皆さんのもとを訪れたいと思います。主が皆さんを祝福し、聖母が皆さんを守ってくださいますように!」