☩「緊張を克服し、結束を再び見出すように」教皇、水曜恒例一般謁見で、欧州の人々に呼びかけ

Pope Leo XIV at General AudiencePope Leo XIV at General Audience  (@Vatican Media)

(2026.2.11   Vatican News)

    教皇レオ14世は11日の水曜恒例一般謁見で、欧州の人々に対して、緊張を克服し、結束を再び見出すように呼びかけられ、病者のために祈り、コロンビアの深刻な洪水被害に苦しむ人々を思い、四旬節の準備について助言された。

 説教で教皇は、一般謁見に参加したポーランドからの巡礼者たちに挨拶され、「スラブ人の使徒であり欧州の守護聖人である聖キリルとメトディウスは、欧州大陸の精神的活力を再生させる助けとなり得ます」と語られ、2月14日に典礼記念日を迎えるこの二人の聖人が「スラヴ諸民族のキリスト教、言語、文化の父」であることを指摘された。

 そして、謁見参加者全員に対して、「聖ヨハネ・パウロ二世教皇が奨励された使徒的活動に立ち返り、宗教的・政治的緊張や分裂、対立を乗り越える、新たな欧州の統一構築に貢献するように」と呼びかけられた。

*『世界病者の日』にあたって祈る

 また教皇は、11日が『世界病者の日』であることから、病者とその家族を聖母の加護に委ねられた。謁見に先立ち、教皇は会場のパウロ6世ホールに入られると、この日がルルドの聖母の祭日であることを祈念してルルドの聖母像の前でロウソクに火を灯され、謁見後に、「世界病者の日に特別な思いで記憶する全ての病者のための祈りの印」として、バチカン庭園内のルルドの洞窟へ赴き、ロウソクに火を灯す、と述べられた。

 スペイン語で語られた教皇は、今年の世界病者の日が特に思い入れのある場所、ペルーのチクラヨの平和の聖母聖堂で祝われていることに注意を向けられ、「私はその場所に霊的に共にいます」と述べ、バチカン人間総合開発省長官のミハエル・チェルニー枢機卿を現地に派遣したことを明かされた。

 教皇はまた、コロンビアで発生した深刻な洪水で、犠牲になった人々や被災した全ての人々をマリアに託し、慈善と祈りを通じて被災家族を支援するよう呼びかけられた。

*四旬節は自らの省み、主の愛に再び目を向ける時

 続けて教皇は、来週18日の「灰の水曜日」から四旬節の始まることを英語で確認され、「四旬節は、主への知識と愛を深め、自らの心と生活を省み、イエスと主の愛に再び目を向ける時。祈りと断食と施しの日々が、キリスト教徒が日々十字架を背負いキリストに従う努力をする上での力の源となることを願います」と信者たちに促して、説教を締めくくられた。

(翻訳・編集「カトリック・あい」南條俊二)

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2026年2月12日