
(2026.1.19 バチカン放送)
教皇レオ14世が19日、フィンランドのエキュメニカル使節とバチカン宮殿でお会いになった。
同使節のローマ訪問は、フィンランドの使徒、ウプサラの聖ヘンリック司教・殉教者の祝日(1月20日)を記念し、毎年行われているものだが、使節を歓迎された教皇は、18日からの「キリスト教一致祈祷週間」と重なるこの訪問を喜ばれた。
教皇は挨拶で、今年の同祈祷週間のテーマ、「体は一つ、霊は一つです。それは、あなたがたが、一つの希望にあずかるようにと招かれているのと同じです」(エフェソの信徒への手紙4章4節)に言及。
「人々が絶望感に誘惑されがちなこの時代に、私たちはキリスト教的な希望の使者としての重要な使命、すなわち、この世界の最も暗い隅々に主の光をもたらす使命を担っています」と語られた。
そして、フィンランドのキリスト者の間にある多くの希望のしるしを称賛された教皇は、「お国が『エキュメニズムの模範国』と呼ばれていることを知り、大変うれしく思います」と述べられ、その一例として、ヘルシンキの司教たちが、正教会・ルーテル教会・カトリック教会の三者による共同声明の中で、「希望、尊厳、思いやりの文化」の促進を目指し、また「緩和ケアと終末ケアの発展は継続されなければならない」と共に表明していることを挙げられた。
また、「聖ヘンリックの祝日を共に祝う、という古くからの伝統は、具体的かつ実り多いエキュメニズムの雄弁な証しです…これらのしるしは、来月始まるルーテル・カトリック国際対話の第6段階を励ますもの」とも指摘された。
集いの最後に、教皇と使節団は、教皇が「キリストにおける私たちの友情の証し」と呼ぶ「主の祈り」を英語で共に唱えた。
(編集「カトリック・あい」)