(2025.12.8 Vatican News Isabella H. de Carvalho)

教皇レオ14世は「無原罪の聖マリア」の祝日の8日、正午の祈りで、信者たちに「マリアのように信じ、キリストを自らの生活に迎え入れるように」と呼びかけた。
この祝日に、カトリック教会は、マリアが受胎の瞬間に、キリストの贖いの将来の功績を見据えて与えられた「神の特別な恵み」によって、原罪から守られたことを祝う。
教皇は説教で、「主の母の『はい』は素晴らしい。しかし私たちの『はい』もまた、感謝と謙遜と忍耐をもって、祈りと具体的な愛の行為の中で、最も非凡な行為から最も平凡な奉仕の努力に至るまで、日々忠実に更新される」と強調。
「そうすることで、キリストは、あらゆる場所で知られ、受け入れられ、愛され、救いは全ての人に届くのです」と説かれた。
また教皇は、主が聖母マリアに「キリストの到来に照らして、完全に清らかな心という非凡な恵み」を与えたことを指摘。
「天使ガブリエルが『恵みに満ちた方、主はあなたと共におられます』と挨拶した時、彼女は『謙虚な者に特有の驚嘆』をもって自らの使命を理解し、受け入れました。信仰をもって彼女は『はい』と応えました—『私は主の仕え女です。お言葉どおり、この身になりますように』(ルカ福音書1章38節)と」と語られた。
そして教皇は、この恵みがマリアの中で実を結んだのは「彼女が自らの自由をもってそれを受け入れ、神の計画を抱きしめたからです」とされ、「主は常にこのように働く。偉大な賜物を与えつつ、それを受け入れるか否かの自由を私たちに残すのです」と強調。聖アウグスティヌスの言葉を引用する形で、「私たちも信じる。なぜなら(マリアに)起こったことは私たちにも益となるからです」とされ、聖母マリアのように「単純に信じ、神が呼びかけるいかなる使命も受け入れるように」と信者たちに促された。
教皇はまた、洗礼の秘跡がイエスを人生に招き入れる重要性を指摘され、「マリアの受胎時に起きた奇跡は、洗礼によって私たちにも繰り返されています。原罪から清められ、神の子供となり、神の住まい、御霊の神殿となったのです」。さらに、聖母マリアが「特別な恵みによって」キリストを自らの内に迎え入れ、その後他の人々にキリストをもたらしたように、洗礼の秘跡も「イエスを私たちの内に住まわせ、私たちをキリストと結びつけて生きることを可能にし、それぞれの立場に応じて教会において協力し、世界の変革のために働くことを可能にするのです」と説かれた。
(翻訳・編集「カトリック・あい」南條俊二)