(2025.12.2 Vatican News Linda Bordoni)
教皇レオ14世は2日午後、6日間にわたるトルコ・レバノン訪問を終え、ベイルートを発たれたが、ラフィク・ハリリ国際空港で行われた「歓送の式典」で、改めて中東全域での対話、兄弟愛、和解を呼びかけられ、「現在敵と見なしている者たちも含めて、兄弟愛の精神と平和への献身を抱くこと」と願われた。
教皇は、レバノンでの過去3日間を振り返り、同国の豊かな精神的遺産と国民の強靭さを称賛、キリスト教徒とイスラム教徒が共に聖母マリアに捧げる深い崇敬の念を強調され、特に聖シャルベルへの墓参を振り返り、「レバノンの歴史が、平和な未来への歩みを支える」と指摘された。
同国が直面する継続的な課題にも言及され、ベイルート港爆発の犠牲者への連帯を表明。「多くの家族、そして国全体が痛みと、真実と正義への渇望を胸に抱いています」と語られた。
そして訪問できなかった地域も含め、レバノンの全地域に挨拶され、「トリポリと北部、ベカー渓谷、そして現在紛争と不確実性の状態にある南部」への思いを強調された。
教皇は重ねて、敵対行為の終結を呼びかけ、「武力闘争は何の益ももたらさないことを認識せねばなりません。武器は致命的だが、交渉、仲介、対話は建設的です。平和を単なる目標ではなく、道として皆で選びましょう!」と訴えられた。
さらに聖ヨハネ・パウロ二世の言葉を引用して、「レバノンは単なる国ではない。それはメッセージなのです!共に働き、共に希望を持つことを学びましょう。そうすれば、これが現実となるでしょう」と強調された。
(翻訳・編集「カトリック・あい」南條俊二)