
(2025.8.27 Vatican News)
教皇レオ14世は27日、同日米ミネソタ州ミネアポリスの受胎告知カトリック教会・学校複合施設でミサ中に起きた銃乱射事件で児童2名が死亡し17名が負傷したことに深い悲しみを表明された。
ミネアポリスのバーナード・ヘブダ大司教宛ての電報で、教皇は「この恐ろしい悲劇に巻き込まれた全ての人々、特に子供を失った悲しみに暮れる家族に対し、心からの哀悼の意と霊的な寄り添いを誓います」と述べられた。
そして、「亡くなった子供たちの魂を全能の神の愛に委ねます… 負傷者と、彼らやその家族の手当てをされている救急隊員、医療関係者、聖職者のためにも祈ります」とし、「主イエスにおける平和と強さと慰めの証し」として、受胎告知カトリック学校コミュニティ、セントポール・ミネアポリス大司教区、およびツインシティズ広域都市圏の人々に、祝福を与えられた。
米国カトリック司教協議会のローリ副会長は声明で、「教会として、ミネアポリスの受胎告知学校からの悲報を胸が張り裂けるような悲しみをもって受け止めています。キリストの体のいずれかが傷つけられる時、我々はまるで我が子のようにその痛みを覚えます。受胎告知教会の家族全員の保護と癒やしのために、主へ共に祈りましょう」と信者たちに呼びかけた。
ミネソタ州のウォルツ知事はXへの投稿で「受胎告知カトリック学校での銃撃事件について報告を受けました。BCA(ミネソタ州捜査局)と州警察が現場で捜査、救援に当たっています。新学期の初週をこの恐ろしい暴力行為で台無しにされた子供たちと教師たちのために祈ります」と述べた。
トランプ大統領も、トゥルース・ソーシャルで「ミネソタ州ミネアポリスでの悲劇的な銃撃事件について報告を受けた… FBIは迅速に対応し現場に駆けつけている。ホワイトハウスはこの恐ろしい状況を注視し続ける。関係する全ての人々のために共に祈ろう!」と呼びかけた。
地元警察当局によると、今回の銃撃事件の12時間前までに、ミネアポリス市内では他に12件の銃撃事件が発生し、8人が負傷、3人が死亡していた。「ここ数時間の市内における銃暴力のレベルは深く憂慮すべきものだ」とコメントしている。
ヘブダ大司教は声明で「教皇はじめ、世界中から寄せられている数多くの祈りの約束に深く感謝します。皆が受胎告知教会と学校の家族、そして今朝起きた無意味な暴力の影響を受けた全ての人々のために祈っています」と述べ、大司教区内の全司祭と信徒、そして善意を持つ全ての男女に対し、祈りを続けるよう求めた。。
また、「児童や教師、聖職者、信徒たちが、『安全であるべき教会』という場所で目撃した恐怖を思うと、私の心は砕かれます。今日の悲劇が、クリスト・レイ高校近くの銃撃事件からわずか一日後に起きたことは、私たちのコミュニティに存在する痛みと怒りへの悲しみを増幅させます。銃による暴力は終わらせなければなりません… こうした事件はあまりにも頻繁に起きています。このような悲劇の再発を防ぐために取り組む必要がある。同時に、私たちには平和と愛の神がおられ、深く傷ついた人々を抱きしめようとする時、最も必要となるのは神の愛であることを自覚せねばなりません」と強調している。
(翻訳・編集「カトリック・あい」南條俊二)