A Palestinian woman searches the sand for legumes in Nuseirat in the Central Gaza Strip (AFP or licensors)
(2025.8.7 Vatican News Nathan Morley)
ガザ地区での飢餓による死亡者数が増加を続けている。現地の保健当局によると、死者は累計で197人に達しており、その半数は子供たちだ。
国連と他の援助機関は、壊滅的な状況が迫っていると警告、世界食糧計画(WFP)の現地責任者シンディ・マケイン氏は、50万人以上が飢餓状態にあるガザ地区の現状では、「(イスラエル政府が認めた)空輸による食料など物資供給だけでは解決策にならない」と人道支援物資輸送の規制解除をイスラエル政府に訴えている。
国連は総合的食料安全保障レベル分類 (IPC) をもとに、ガザ地区の一部地域で飢餓ラインを超え、全域で壊滅的な状況が迫っている、と警告している。
人道支援物資を積んだトラックはガザ地区の手前で停止させられ、現在約6,000台のトラック対地往生している。イスラエル政府は先週、ガザ地区への食料空輸を承認しましたが、支援団体はこれを「不十分で象徴的な措置」と批判しています。
ガザの住民が追い込まれている危機的な状況にもかかわらず、イスラエルのネタニヤフ首相はガザ地区での軍事作戦を全域で拡大する方針と伝えられており、国連のミロスラフ・ジェンカ事務次長は、このことに強い懸念を表明。「ガザ地区の住民のさらなる苦難と犠牲を防止するため、人道支援物資を輸送するトラックのガザ地区への全面立ち入りを認めること」をイスラエル政府に強く求めている。
(翻訳・編集「カトリック・あい」南條俊二)