80th anniversary of the atomic bombings of Hiroshima and Nagasaki on 6/9 August (ANSA)
(2025.8.6 Vatican News Kielce Gussie)
レオ14世教皇は6日の水曜恒例一般謁見の最後に、同日で80周年を迎えた世界で始めとなった広島への原爆投下を振り返り、世界における正義、対話、そして友愛を訴えられた。
一般謁見の最後に教皇は広島への原爆投下で亡くなった十数万人といわれる人々を追悼する時間を割かれ、わずか3日後には世界が長崎への原爆投下というもう一つの悲しい記念日を迎えることも思い起こされた。
教皇は犠牲者たちとの連帯の言葉を述べ、「原爆投下の身体的、精神的、そして社会的影響に苦しんだすべての人々のために祈りを捧げます」と語られ、原爆投下から80年が経過したにもかかわらず、「これらの悲劇的な出来事は、戦争、特に核兵器による破壊に対する普遍的な警告であり続けている」と強調された。
そして、「激しい分裂と死傷者を出す暴力に悩まされている今日の世界が、『相互確証破壊(核攻撃を先に受けても、敵に耐え難い損害を負わすことのできる報復用の核戦力を保持することで抑止力とする戦略)に基づく誤った安心感』を、『正義と、開かれた対話、そして兄弟愛への信頼』へ置き換えること」と強く願われた。
この呼びかけは、広島市で行われた平和祈願ミサの際に、教皇が広島司教区にメッセージを送ったことを受けて行われた。日本では、この日を記念して、広島市の平和記念公園で毎年恒例の式典が開かれ、80周年を迎えた今年は、過去最多となる120か国・地域の代表者が追悼式に参加し、原爆投下時刻である午前8時15分に黙祷が捧げられた。
(翻訳・編集「カトリック・あい」南條俊二)