File photo of the aftermath of violence in the DRC (AFP or licensors)
(2025.7.28 Vatican News )
コンゴ民主共和国東部のイトゥリ州コマンダで27日の日曜、反政府勢力が聖アヌアリテ教会を襲撃、ミサに与っていた女性や子供を含む少なくとも38人を殺害した。近くの村でも5人が殺されている。
この残虐行為に、教皇レオ14世は28日、深い悲しみを表明。犠牲者や家族と心を一つにして冥福を祈るとともに、「殉教者たちの血が、コンゴ人民のための平和、和解、兄弟愛、そして愛の種となるよう二」と願われた。
バチカンのパロリン国務長官も同日、コンゴ司教協議会のムガルー会長(大司教)に弔電送り、「教皇レオ14世は、聖アヌアリテ教会で礼拝に集まった信徒の命を奪った攻撃について、驚きと深い悲しみをもって知りました」とし、この悲劇は、地域で紛争に苦しんでいる人たちの物心両面の平和と安全に緊急に努めるよう、私たちに呼びかけている、と強調した。
コンゴ政府当局によると、紛争地域にあるコマンダでの教会襲撃は、イスラム系武装組織”イスラム国(IS)”の支援を受けた「連合民主勢力(ADF)」によって実行された。
ADFは1990年代にウガンダで結成され、イドイ・アミン独裁政権の崩壊後に政権を握ったヨウェリ・ムセベニ大統領に対する不満勢力が連合し、強力な勢力となった。その後、ウガンダ国内から追放され、現在ではウガンダとコンゴの国境地帯で活動、遠隔地の村落の民間人を標的としている。
(翻訳・編集「カトリック・あい」南條俊二)