(2025.6.7 Vatican News Christopher Wells)
教皇レオ14世は7日夜に聖ペトロ広場で行われた聖霊降臨の主日を前にした祈りの式を主宰され、100カ国以上からの約7万人の巡礼者を前に、「聖ペトロ広場は、その広く開かれた招きの場になることで、教会の交わりを見事に表現している」とされた。
そのうえで、「聖霊のおられるところには”旅”がある。この旅は私たちを全人類と結びつけるものであり、聖霊は、私たちの世界を特徴づける暴力と分裂とは対照的に、一致のうちに歩むよう私たちに教えています。互いに並んで歩むようになれば、正義が勝利し、貧しい人々が喜び、平和が戻ってくるのです」と訴えられた。
そして、「神が世界を創造されたのは、私たちが皆、ひとつになって生きるためなのです」と続けられ、「シノダリティ(共働性)」とは、この一致を表現するために教会が用いている言葉だ、と説かれた。
最後に教皇は、福音化について、「福音化とは、世界を征服しようとすることではなく、神の国によって変えられた生活から放たれる無限の恵みを指します。そして、イエスが選んだ道である『Beatitudes』の道と理解することができる」とされ、「その道を歩むために、強力な後援者も、この世的な妥協も、感情的な戦略も必要ない。福音化は常に神の仕事なのです」と強調された。
さらに、教皇は、教会運動のメンバーたちに、それぞれの教会と地域の小教区共同体に愛着を持つよう勧められ、「司教たちとともに、またキリストの体の他のすべてのメンバーと協力しながら、私たち全員がひとつになって調和的に働く。そうすれば、人類が直面する挑戦は恐ろしくなくなり、未来は暗くなくなり、識別は複雑にならなくなるでしょう……私たちがともに聖霊に従うなら」と締めくくられた。
(翻訳・編集「カトリック・あい」南條俊二)。