Sr Tiziana Merletti (file photo)
(2025.5.22 Vatican News Joseph Tulloch)
教皇レオ14世は22日、バチカンの奉献・使徒的生活会省次官にシスター・ティツィアーナ・メルレッティを任命された。
シスター・メルレッティの次官就任は、バチカンの高官を務める女性としては、総合人間開発省次官のシスター・アレッサンドラ・スメリッリに続く3人目。
奉献・使徒的生活会省は、世界の男女修道会、使徒的団体の調整、指導を任務としている。長官にはシスター・シモーナ・ブランビッラが今年1月に次官から昇格する形で就任しており、長官、次官ともに女性、修道女が担当することになる。
故教皇フランシスコは就任当初からバチカン改革の一環として幹部への女性登用に積極的に取り組まれ、2022年のバチカン改革の使徒憲章「Praedicate Evangelium(福音を宣べ伝える)」で、枢機卿や大司教に限られていたバチカン高官のポストに女性を含む一般信徒の就任の道を開かれた。
フランシスコの教皇在位中、聖座とバチカン市国で働く女性の割合は約19.2%から23.4%に上昇しているが、教皇レオ14世によるシスター・メルレッティの次官任命は、故教皇のバチカンや教会における女性の役割向上の路線を引き継ぐことの明確な意思表示として注目される。
シスター・メルレッティは1959年9月30日、イタリア中部のピネトに生まれ、1986年に、貧しきフランシスコ修道女会で最初の修道誓願。1992年にはローマの教皇庁立ラテラノ大学で教会法博士号を取得。2004年から2013年まで修道会の総長を務め、現在は教皇庁立アントニオ大学法学部教授、国際修道会連合で教会法弁護士として働いている。
(翻訳・編集「カトリック・あい」南條俊二)