【教皇、東南アジア・オセアニア4か国歴訪】「恵まれた資源を公平、持続可能な方法で開発し、部族間紛争をなくすために対話を」パプアニューギニアの政府、民間代表たちとの会見で

Pope Francis speaks to PNG civil authoritiesPope Francis speaks to PNG civil authorities

 また教皇は、「国内の部族間の暴力がなくなり、犠牲者が出なくなり、生活が改善されること」への希望を表明され、「この国のすべての人々の利益のために、実りある協力につながる道を、断固として歩み始める」ことを求められ、「対話は、健康、教育、尊厳ある仕事の機会のすべてを改善するための道を見つけるのに役立ちます」と語られた。

 さらに教皇は、「すべての人が生活に必要な物を利用でき、充実した意味のある生活を送るためには、心に大きな希望を持つ必要があります」とされ、「信仰に根ざした、より広い精神的展望が必要です… 精神的な価値観は、地上の都市とこの世のあらゆる現実の構築に大きな影響を与えます。そうした価値観は、すべてのプロジェクトに魂を吹き込み、刺激を与え、強化します」と述べられた。

 そして、「この国への私の訪問のモットーは、『祈り』という一言に集約されます… 祈る人々には未来があり、天から力と希望を引き寄せることができます… 祈りの精神は、内なる自由をもたらすのです」と強調。さらに、「今回の旅のロゴの『極楽鳥』のイメージは、『私たちの中にあり、愛であり、子供たちの自由を願う神によって守られているため、誰もが抑圧することのできない自由』なのです」と説かれた。

 教皇は、国民の大多数を占めるキリスト教の信仰を公言する人々に対して、「その信仰が儀式や戒律の遵守以上のものであり、イエス・キリストへの愛と弟子としての従順によって際立つことを、心から強く願います」と語られ、「信仰は生きた文化となり、心と行動を奮い立たせ、前進する道を照らす灯台となることができるのです」と訴えられた。

 また、キリスト教コミュニティの生きた信仰の表現と、彼らが国内で行っている慈善活動を称賛され、、公的機関や善意の人々と協力して活動するように勧められた。

 最後に、教皇は、聖ペトロ・トゥ・ロットの輝かしい証し、聖ヨハネ・マッツコーニ(PIME)の証し、そしてこの地に人生を捧げ、人々に力と希望を与えたすべての宣教師の証しを思い起こされ、パプアニューギニアの天の守護者、大天使聖ミカエルに、「常に皆さんを見守り、あらゆる危険から皆さんを守り、当局とこの国の国民全員を守ってくださいますように」と願われた。

(翻訳・編集「カトリック・あい」南條俊二)

このエントリーをはてなブックマークに追加
2024年9月7日