【教皇、東南アジア・オセアニア4か国歴訪】「あなた方は人生のオリンピックで愛のチャンピオンだ」福祉活動の支援を受けている人たちに

Pope Francis meets with beneficiaries of charitable organisationsPope Francis meets with beneficiaries of charitable organisations  (Vatican Media)

(2024.9.5 Vatican News  Francesca Merlo )

 インドネシア訪問中の教皇フランシスコは5日昼、ジャカルタのインドネシア司教協議会(KWI)本部で、福祉活動の受益者と面会され、彼らの話を聴き、彼ら一人ひとりが「人生という偉大なオリンピックにおける愛のチャンピオン」だ、と励まされた。

 この面会では、参加した障害者、病気の人、貧困者の中から代表2人が自分の体験を語った。まず女性の代表は、「自分が17歳のときに視力を失いましたが、若いカトリック教徒として、十字架の道に慰めを見出しました… イエスは私をお見捨てになりませんでした」と述べ、「神は、私たちの世界の多様性を豊かにするために、人間をユニークな能力を持つように創造されたのだ、と固く信じるようになりました。身体的な障害は、そうしたユニークな側面の 1 つにすぎません」と強調した。

 そして、「教会の役割は、人間の尊厳を確保する上で極めて重要です」と述べ、「あなたは、私たちに希望を与えてくださいます」と教皇の思いやりに感謝を述べた。

 もう1人、若い運動選手の男性は、軽度の自閉症スペクトラム障害と軽度の知的障害をもっているが、「両親は私を無条件に愛しています」と述べ、パラリンピックの水泳競技の東ジャカルタ代表に選ばれたこと、そして自立したいという強い思いから「バリスタ コースとギターとドラムのレッスンを始めたことを誇らしげに語った。そして、教皇に、両親と世界中の特別な子供を持つすべての親を祝福してくれるように願った。

 2人の話を聴いた後、教皇は、彼らと出席者全員に感謝の意を表されるとともに、インドネシアの司教たちが100周年を祝ったことを称賛し、教会における「小さな輝く星」としての彼らの重要性を強調された。

 話をした女性に対して、人間の能力の独自性を強調し、私たちの世界の多様性を豊かにすること、そしてイエスを「私たちの希望の光」と呼んだことに感謝され、男性に対しては、パラリンピック参加を祝福。出席者全員を「人生という偉大なオリンピックにおける愛のチャンピオン」と称えられた。

 この後、教皇は、少人数のグループに、主は私たち全員を愛しておられ、誰一人お忘れにならないことを思い起させ、残念ながら病気でこの面会に参加できなかった87歳の誕生日を迎えた女性に、お祝いの言葉を送って、話を締めくくられた。

(翻訳・編集「カトリック・あい」南條俊二)

 

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2024年9月5日