☩「人生を豊かにするために、主を求め、主に留まろう」教皇、年間第21主日の正午の祈り

(2024.8.25   Vatican News)

  教皇フランシスコは25日、年間第21主日の正午の祈りに先立つ説教で、イエスの最初の弟子たちのように、永遠の喜びをもたらす人生の豊かさを得るために、主を求め、常に主に留まるように、と信者たちを励まされた。

 説教で教皇はまず、この日のミサで読まれた福音で、使徒聖ペトロがイエスに「主よ、私たちは誰のところに行きましょう。永遠の命の言葉を持っておられるのは、あなたです」(ヨハネ福音書6章68節)と答え、イエスへの信仰と信頼を確認したことを思い起され、「ペトロは、この素晴らしい告白で、弟子たちが主から離れず、主と共にいたいと願っていることを示しています…弟子たちは、主の説教を聞き、主の奇跡を目撃し、公私ともに主の生活に加わり続けたのです」と説かれた。

 また教皇は、「弟子たちが、主の語られていることや、なさっていることを常に理解しているわけではないため、主に従うのは容易ではなかった… イエスのすべての人に対する愛の根本的な性質、イエスの慈悲の究極の要求、そして制度化された宗教や伝統の規範を超越した主のなさり方を受け入れることは、苦労の連続でした」とされたうえで、「ペテロと弟子たちは、主においてのみ、『命、喜び、彼らを活気づける愛への渇望、への答え』を見出だし、罪や死の限界を超えて、彼らが求める人生の豊かさ体験したのです」と強調。

 さらに、「『主に従う』という課題は、私たち一人ひとり(のに人生)にも関わっています… 私たちも主のやり方を理解し、主の基準と模範を自分のものにしよう、と努力しているからです。その際のカギとなるのは、『常に主の近くにいること』『主の福音に従うこと』『秘跡によって主の恵みを受けること』『祈りの中で主と共にいること』『謙遜と慈愛の模範に従うこと』。そうすることでイエスを友とすることの素晴らしさを経験すればするほど、私たちは、イエスだけが『永遠の命の言葉』を持っておられることに気づくのです」と説かれた。

 教皇は信者たちに、「イエスが、私たちの生活にどれほど存在しておられるか、そして、私たちがイエスの言葉にどれほど心を動かされているか」を振り返るよう勧められ、最後に、「神の言葉であるイエスを肉体に受け入れたマリアが、私たちもイエスに耳を傾け、決してイエスから離れないよう、助けてくださいますように」と祈られた。

(翻訳・編集「カトリック・あい」南條俊二=聖書の引用の日本語訳は「聖書協会・共同訳」を使用)

 

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2024年8月25日