【2017.2.6 CJC通信】バチカン(ローマ教皇庁)の国務省次官のポール・リチャード・ギャラガー大司教(外務局長)は2月2日、東京都内で記者会見し、1951年に断交した中国との国交正常化について「双方の信頼は深まってきているが、現時点では深いレベルの政治的な協議までは行っていない」と述べ、早期の国交回復が難しいとの見解を示した。毎日新聞報道から紹介する。
ギャラガー大司教は「懸念しているのは中国国内でのカトリック教会の権限の問題だ」と語り、長年両者が対立する原因となってきた「司教の任命権限」に関する問題が依然として関係改善の妨げになっていることを明らかにした。さらに「現状は中国側と教会の権限の問題を話し合っている段階に過ぎない」とも述べた。□