教皇フランシスコ、「人類の兄弟愛をめぐる国際ミーティング」参加者と 2024年5月13日 バチカン宮殿 (Vatican Media)
(2024.5.11 バチカン放送)
教皇フランシスコが11日、ノーベル平和賞受賞者らや国際機関の代表などによる「人類の兄弟愛をめぐる国際ミーティング」の参加者たちとお会いになった。
#BeHumanと題されたこのミーティングは、フラテッリ・トゥッティ基金の主催で、5月10日と11日の両日、ローマ市内とバチカンを会場に行われた。ノーベル平和賞受賞者らや国際機関の代表をはじめ、科学技術・社会・政治・経済などの研究者、企業家と労働者、スポーツ関係者など、広い分野の人々が参加し、「社会にすでに兄弟愛の原則が存在している場所を理解する」ことを通し、「戦争と貧困にかわるもの」を考察した。
教皇は、ミーティング最終日の11日に行われた会見で、「地球が危機にある中で、それぞれの文化の交流を通して、ヒューマニズムこそが人々を一致させ、互いを兄弟と認めさせる」ことを証しつつ、戦争に「ノー」、平和に「イエス」と、明言するために集った参加者たちに感謝された。
そして、「忍耐強く勇気ある対話は、衝突や紛争のようにニュースになることはありませんが、人々がよりよく生きられるように、目立たない形で世界を助けます」とされ、「あきらめないことの大切さ」を強調。
さらに、「戦争とは欺瞞であり、恐怖に基づいた国際安全保障の論理も同様です… 恒久的な平和を保証するには、共通の人間性において互いに認め合う関係に立ち返り、人々の生活の中心に兄弟愛を据えることが必要。そうしてのみ、人類家族に未来をもたらす共存モデルを発展させることができるのです」と説かれた。
最後に、「政治上の平和には、心の平和が必要です。人々が信頼のうちに出会う限り、命は常に、あらゆる形の死に勝利するでしょう」と語られた。
(編集「カトリック・あい」)