Pope Francis meets with elderly people at a General Audience (Vatican Media)
(2023.7.20 Vatican News By Edoardo Giribaldi)
23日の「祖父母と高齢者のための世界祈願日」を前に、バチカンの「命・信徒・家庭省」が世界の教会、信徒に対して、ミサへの参加や独居高齢者を慰問するなど、祈願日にふさわしい行為をするよう呼びかけている。
今年で三回目となる「祖父母と高齢者のための世界祈願日」のテーマは、「その憐れみは代々に限りなく」(ルカ福音書1章50節)だ。
年間第16主日となる23日は、教皇フランシスコが、ローマ時間午前10時から、聖ペトロ大聖堂で祈願ミサを捧げられ、イタリア全土の高齢者を中心に6000人以上が参加する見通しだ。高齢者の中には、「孫や家族を連れた祖父母、退職者や住宅型特別養護老人ホームで暮らす高齢者、小教区、教区、団体生活で活動している多くの高齢者」が含まれる。
ミサの終わりには、各大陸の代表1人ずつ計5人の高齢者が、8月初めにリスボンで開かれる世界青年の日(WYD)大会に参加する5人の若者に、「WYD巡礼者の十字架」を手渡す予定。これは、「世代から世代への信仰の伝達」を象徴しているだけでなく、「高齢者や祖父母が、大会へ旅立つ若者のために祈り、彼らに祝福をもって寄り添う決意の表明」でもある、と「命・信徒・家庭省」は声明で述べている。また聖ペトロ大聖堂での祈願ミサの参加者全員に、この日に捧げる祈りと教皇の祖父母や高齢者へのメッセージのコピーが贈られる。
また同省は声明で、世界のすべての教区で、この祈願日に、祖父母や高齢者のためのミサを捧げ、あるいは独居高齢者を訪問するという2つの方法を示し、「これらの行為を行った人には全免償が与えられる」としている。
バチカン以外でも、ブラジルの司教団がサンパウロ郊外のアパレシーダ聖母大聖堂で高齢者とともにミサを捧げるほか、カナダの司教団が「老人ホームの高齢者を慰問するよう若者たちに呼びかけるビデオ」を作成、放映している、という。
(翻訳・編集「カトリック・あい」南條俊二)