(2023.7.9 Crux Senior Correspondent Elise Ann Allen)

ローマ発 – 教皇負担シスコが9日発表した21人の新枢機卿には、教皇の主要な”同盟者”数名と米国にとって特別な関心のある人物2名が含まれている。
具体的には、米国シカゴ出身でキャリアの多くをペルーで過ごしたバチカン司教省の新長官、ロバート・プレボスト大司教と、2016年からバチカンの特使を務めているフランスのクリストフ・ピエール大司教がいる。
また、他にも、さまざまな称号や地位を持つ世界中の聖職者を枢機卿に任命してきた教皇フランシスコの才能を反映した注目すべき名前が含まれており、それには教皇の重要な”同盟者”も数名含まれ、バチカン東方教会省長官のイタリア人、クラウディオ・グジェロッティ大司教もその一人だ。
つい数日前にバチカン教理省の長官に指名され、9月中旬にその職に就くビクトル・マヌエル・フェルナンデス大司教。 香港のイエズス会士の周守仁司教、アルゼンチン・コルドバのイエズス会士のアンヘル・シクスト・ロッシ大司教もそうだ。
リストにはイタリア、南アフリカ、コロンビア、マレーシア、タンザニア、それに教皇が今年初めに訪問された南スーダンの高位聖職者も含まれている。
新枢機卿21人のうち、教皇選挙権を持つ80歳未満が18人、選挙権を持たない80歳以上が3人。 今回の発表で、教皇選挙権を持つ枢機卿は現時点で137人となり、教皇パウロ6世が定めた選挙権のある枢機卿数の上限、120人を17人上回ることになる。 9月30日の時点で、教皇フランシスコの任命による”有権者”は枢機卿全体の4分の3弱だ。
新枢機卿叙任のための枢機卿会議は9月30日に開かれるが、これはシノダリティ(共働性)をテーマに2期にわたって開かれる世界代表司教会議(シノドス)第16回総会の第一期が始まる4日前に当たる。教皇が2021年10月から世界規模で始めた”シノドスの道”の総仕上げとなるシノドス総会前に、”同盟者”を多く含む新枢機卿を叙任することは、世界の”周縁地域”の優先と、カトリック教会における教皇自身の成果の確立、という、教皇の二つの願望を反映している。
(写真は2022年8月の前回の新枢機卿叙任式=Credit: Associated Press/Andrew Medichini)