The school in the Ugandan district of Kasese where the attack occurred (ANSA)
(2023.6.18 Vatican News Paolo Ondarza)
東アフリカのウガンダ西部ムポンウェの中等学校が16日夜、過激派組織「イスラム国(IS)」系の武装集団に襲撃され、生徒ら少なくとも41人が殺される、という惨事が起きたが、教皇フランシスコは18日の正午の祈りの中で、「残忍な襲撃」で殺された若い犠牲者のために祈りを捧げれらた。
教皇は退院後初めてとなる主日の正午の祈りで、ウガンダ西部の学校への「残忍な襲撃」の犠牲となった若い生徒たちに思いを向けられ、「緊張と戦争が続いているあらゆる場所」に平和がもたらされるように祈ることを、人々に求められた。
17日のウガンダの軍当局の発表によると、襲撃したのは「民主同盟軍(ADF)」。関係者や目撃者によれば、彼らは、銃やナイフで学校を襲い、寮に火をつけた。襲撃後は女子学生6人を拉致し、コンゴ民主共和国方面に逃走した、という。
犠牲者のうち39人は生徒で、学校施設内で殺害された。火災による損傷が激しく、身元が判別できない遺体が多かった。依然、行方不明の生徒もいるという。このほか、集落でも男女それぞれ1人ずつが殺害されている。
ADFは1986年以来政権を握っているウガンダのヨウェリ・ムセベニ大統領の政府に反抗しているが、最近では、民間人、特にコンゴ東部の国境近くの集落などに攻撃を仕掛けている、と非難されている。 先週だけでも、ウガンダとの国境近くのコンゴ共和国の村が襲撃された。
(翻訳・編集「カトリック・あい」南條俊二)