・教皇の術後の経過は順調、日曜正午の祈りは私的に、18日までは予定を入れず

教皇フランシスコの担当医セルジョ・アルフィエーリ教授と、バチカンのマッテオ・ブルーニ広報局長 2023年6月10日 アゴスティーノ・ジェメッリ総合病院教皇フランシスコの担当医セルジョ・アルフィエーリ教授と、バチカンのマッテオ・ブルーニ広報局長 2023年6月10日 アゴスティーノ・ジェメッリ総合病院 

 ローマのジェメッリ病院に入院中の教皇フランシスコの容態について、担当医が10日午後、記者会見し、教皇は術後、順調に回復を続けられているが、慎重を期して、キリストの聖体の主日となる11日の正午の祈りは、聖ペトロ広場の会衆と共にではなく、私的な形で唱えられることを明らかにした。

 10日午後の記者会見は、バチカン広報局のマッテオ・ブルーニ局長と、教皇の担当医で執刀医であるセルジョ・アルフィエーリ教授によって行われた。

 アルフィエーリ教授は、「教皇の術後の経過は順調であり、臨床的所見、各種検査結果も良好です」と説明。11日の正午の祈りについては、「教皇は術後まだ間も無く、腹部に負担をかけないことが大切です。教皇は医師団の助言を受け入れられ、日曜日のお告げの祈りは私的に唱えることを決意されました」と述べた。

 また、教授は、2021年7月に教皇が手術・入院された際は、教皇は正午の祈りを公に唱えられているが、「当時は、手術から一週間以上経過していたのに対し、今回はまだ術後、数日しか経っていません」と状況の違いを説明した。

 さらに、「教皇は気分的にも良い状態を保っておられ、考え方も若々しく、この先のすべての予定を考慮に入れた上で、今この時期に手術を受けることを決断されました」と語った。

 また、教皇の退院の日時などについての記者団の質問に対し、教授は「まだ決まっていません。退院後、検査の多くはバチカンでできるが、それ以上の検査が必要な時は同病院に戻ることもありえます」と答えた。なお、ブルーニ広報局長は、教皇の謁見等は、現在の段階では、「6月18日の日曜日までは予定を入れることを中断することにしている」と説明した。

(編集「カトリック・あい」)

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2023年6月11日