2017年に日本とバチカンは外交関係を樹立して75周年を迎える。これを記念して、2月2日午前10時半から上智大学で、ローマ法王庁外務長官のポール・リチャード・ギャラガー大司教による 特別講演会「THE PROMOTION OF A CULTURE OF PEACE ~平和文化の促進~」が」開かれる。(上智関係者のほか、一般の参加も受け付ける。申し込みは上智大学ホームページから)。
長官は日本政府の招きで来日するもので、1月29日の東京カテドラルの午前10時のミサを共同司式し、ミサ中、英語で説教と挨拶をされる予定。長官来日のほかにも、様々な記念事業が計画されつつあり、この機会に、バチカンとの関係が疎遠になっているとの見方もある日本の教会も緊密化に努めることが期待される。
記念事業には両国政府はもとより、バチカン博物館、サンピエトロ大聖堂などバチカン関連組織、国際交流基金なども協力を予定。具体的な事業としては、両国での記念式典、記念ミサとレセプション、シンポジウム、記念コンサート、バチカンでの能の実演はじめ和食、茶道、華道など日本文化紹介などが計画中だ。
日本とカトリック教会との関係は、1549年にフランシスコ・ザビエルが当時の薩摩藩を訪れた時に始まり、イエズス会士など宣教師が西日本を中心に布教、多くの信徒が誕生した後に、鎖国、キリシタン禁教と殉教の時代を経て、明治時代の初めに禁教令が解かれて、現在に至るという460年余りの歴史をもっている。
日本政府は第二次大戦中の1942年にバチカンとの外交関係を結び、2017年の今年はその75周年に当たる。最近では、2014年に安倍首相がバチカンを訪問して、教皇フランシスコに謁見。2016年には3月に岸田外相が教皇庁国務省外務局次官のギャラガー大司教と会談、さらに5月に秋篠宮殿下ご夫妻が教皇を表敬されるなど、外交関係が活発化している。
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