(2016.12.21 共同通信などもとに「カトリック・あい」が編集)
教皇庁が20日、教皇フランシスコがバチカン博物館の新館長に、副館長の女性、バルバラ・ヤッタ氏(54)を任命した、と発表した。来年1月1日に就任し、初の女性館長になる。教皇フランシスコは、就任後、教皇庁を含めてカトリック教会における女性の地位向上、役割拡大に努めており、今回もその一環。
ヤッタ氏は1962年にローマで生まれ、ローマ大卒業後、公文書の収集や保管などの専門家「アーキビスト」の学位を取得した。イタリア南部ナポリの大学の教授を経て、96年からバチカン図書館で勤務。今年6月からバチカン博物館の副館長を務めている。
バチカン市国と教皇庁で働く女性の割合は増加傾向にあるが、教義に厳格な教会内の保守派の間では、女性聖職者を容認しないなど差別的な姿勢も根強い。
(写真は、バチカン博物館の新館長に任命されたバルバラ・ヤッタ氏)