【2016.12.5 CJC】 世界教会協議会(WCC)常議員会が初めて中国で開催された。11月17日から23日まで開かれた常議員会は、中国基督教協議会と三自愛国教会の主催によるもの。 三自愛国教会は、世界最大のプロテスタント組織の一つ。
中国は1970年代後半に開放政策を展開、宗教に対する寛容も徐々に増加、今日では宗教上の自由が公認されている。無神論政権が成立した1949年、キリスト者は約70万人と推定されていた。現在、プロテスタントは3800万人以上、年約50万人増加していると見られる。
常議員会のメンバーは上海の中国基督教協議会を訪問、南京では『愛徳基金会』代表者と会談した。11月24日には北京で国家宗教事務局を訪問、王作安局長と会談した。
常議員会では、オラフ・フィクセ=トゥベイト総幹事が、6月にノルウェーのトロンハイムで開催した中央委員会以後の問安活動、コロンビア、南スーダン、韓国の平和構築に焦点を当てた作業に関する報告書を提出した。中国、米国、中東における加盟教会の働きについても言及した。常議員会は、2017年の活動計画を承認した。アフリカに焦点を定めた正義と平和活動、特にナイジェリア、南スーダン、コンゴでの課題が取り上げられた。
中国の『愛徳基金会』がWCC加盟を申請した。同会はすでにジュネーブのエキュメニカル・センターに事務所を設置している。常議員会は、南京で『愛徳基金会』を訪問、同会の運営とともに、聖書印刷や、中国内外の社会福祉活動などについて議論した。同会の加盟は中央委員会が2018年に決定する。
次の常議員会は、2017年6月5~10日にスイスのジュネーブ近郊ボッセイで、11月17~23日にヨルダンのアンマンで開催される。□
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◎「脱北者の半数以上がキリスト者」と韓国の人権団体
【CJC】北朝鮮専門の情報サイト『デイリーNK』が、韓国に住む脱北者の半分以上がキリスト教を信仰していることが明らかになった、と報じている。
韓国のNGO『北韓人権情報センター』は、2007年以降に韓国に入国した脱北者1万1730人を対象に調査を行い、その結果を『2016北朝鮮宗教自由白書』という報告書にまとめた。
「どの宗教を信じているか」という問いに、回答者の44・2%がプロテスタントで最も多く、続いて仏教(10・7%)、カトリック(10・2%)の順となった。□