2018年に開催が予定される全世界司教会議(シノドス)15回通常総会の準備が進んでいる。11月23日に教皇庁広報局が発表したところによると、21、22日の両日バチカンで教皇フランシスコも出席して開かれたロレンゾ・バルディッセーリ事務総長らによる準備会議で、シノドスの主題「若者たち、信仰と召命の識別」に沿って事務局が作成した準備文書原案について改善点などを協議した。
準備文書は質問を含み、世界各国の司教協議会などを経て、各教区や修道会などに伝達を予定している。準備委員会は、若者たちの地理的、文化的な差異に応じた内容を工夫できるように大陸ごとに作業部会に分かれて質問内容を準備されている。準備文書と質問内容に関する原案は、今回の準備会議で集約され、基本文書に盛り込むことで満場一致で承認された。さらに、シノドスの運営規則の見直しについても協議が行われ、最後に教皇から、これらの努力に感謝が述べられた。
教会の若者たちに対する司牧を促すこのテーマは、2014年、2015年と続いて行われた「家庭」をテーマとした2つのシノドスで明らかになった課題・対応と、これをもとに今年4月、教皇フランシスコが公表した使徒的勧告「アモリス・レティティア(仮訳:愛の喜び)」の内容を引き継ぐもの。若者たちが自分の人生の計画を発見し、それを喜びをもって実現できるよう、また、神や人々との出会いに自分を開き、教会と社会の構築に積極的に参加できるよう、見極めのプロセスと共に、その成長の歩みに寄添うことを目的としている。