・教皇フランシスコ、ローマの病院で結腸手術、術後の経過は良好

(2021.7.4 バチカン放送)

 教皇フランシスコは4日午後、予定されていた結腸の手術のために、ローマの病院に入られた。同日正午、バチカンでお告げの祈りを聖ペトロ広場に集った信者と共に行われた教皇は、午後、お住いのサンタ・マルタ館から、ローマ市内のアゴスティーノ・ジェメッリ総合病院へ赴かれた。

バチカンのマッテオ・ブルーニ広報局長によれば、教皇の手術は前もって予定されていたもので、狭窄を伴う結腸の憩室症のためという。手術は、セルジョ・アルフィエーリ教授が担当した。

(2021.7.5 バチカン放送)

 教皇の結腸の手術は、イタリア時間4日(日本時間5日未明)、無事終了した。

 バチカンのマッテオ・ブルーニ広報局長の発表によれば、教皇は、同日午後、アゴスティーノ・ジェメッリ総合病院で、S状結腸の憩室による狭窄のために予定されていた手術を受けられた。手術は、結腸左半切除術を3時間かけて行われ、教皇は全身麻酔による手術に良好に反応した。

手術は、セルジョ・アルフィエーリ教授の担当のもと、ルイジ・ソフォ教授、アントニオ・トルトレッリ医師、ロベルタ・メンギ医師のサポートで行われ、麻酔は、マッシモ・アントネッリ教授、リリアーナ・ソラッツィ教授、ロベルト・デ・チッコ医師、マウリツィオ・ソアーヴェ医師が担当。他に2名の教授が立ち会った。

(2021.7.5 バチカン放送)

 教皇は、手術から一夜明け、現在良好な状態にある。

 バチカンのマッテオ・ブルーニ広報局長の5日正午の発表によれば、前日にローマのアゴスティーノ・ジェメッリ総合病院で結腸の手術を受けた教皇は、全体的に良好な状態にあり、目覚め、自発呼吸をされている。

 合併症がない限り、およそ7日間の入院を予定しているという。

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2021年7月5日