(2019.2.12 Tablet Sarah Mac Donald)
カトリック国、アイルランドの閣僚がカトリック教会が女性司祭を禁じている問題を取り上げ、「行き過ぎた差別」であり、教会に「緩やかな死」をもたらすだろう、と批判した。
会場の外では、彼女の堕胎についての見方や女性司祭の主張に反対する人々が、教会は彼女を「公けに破門すべきだ」と叫んだ。講演の後、マディガン大臣はTabletのインタビューに答え、「そのような声はいつものことです。別に驚きませんし、傷つきもしません」としたうえで、バチカンからお咎めを受ける司祭たちと違って、自分は「カトリック教会の普通の信徒であり、私が現在の教会について考えている不十分な点と差別について話すのは自由です」と自信をもって語った。
(翻訳・「カトリック・あい」南條俊二)
(Tabletはイギリスのイエズス会が発行する世界的権威のカトリック誌です。「カトリック・あい」は許可を得て翻訳、掲載しています。 “The Tablet: The International Catholic News Weekly. Reproduced with permission of the Publisher” The Tablet ‘s website address http://www.thetablet.co.uk)