・菊地大司教の日記㊲東京国際カトリック青年の集い・2019年の主日の予定

(菊地功・東京大司教の「司教の日記」より)

2019年の主日の予定

 来年2019年の復活祭以降、日曜日の教会訪問などの予定についてお問い合わせを頂いております。今の段階ですでに予定されている2019年1月から12月の日曜の小教区などの訪問予定を、ご参考までに記載いたします。
  • 1月20日 一致祈祷集会小金井教会
  • 1月27日 碑文谷教会
  • 2月3日 本所教会 ベトナム共同体
  • 2月10日 新庄教会
  • 2月24日 八王子教会
  • 3月10日 一粒会総会
  • 3月17日 新潟教会
  • 3月24日 北町教会
  • 3月31日 茂原教会
  • 4月28日 千葉中央宣教協力体
  • 5月5日 フランシスカン・チャペルセンター
  • 5月12日 世界召命祈願日
  • 5月19日 フランス語共同体
  • 5月26日 国際カリタス総会
  • 6月2日 成城教会
  • 6月9日 聖霊降臨・合同堅信式
  • 6月16日 吉祥寺教会
  • 6月23日 築地教会、イグナチオ教会
  • 6月30日 豊四季教会
  • 7月7日 赤羽教会
  • 7月21日 高円寺教会
  • 8月18日 新潟教区
  • 8月25日 宮古教会
  • 9月1日 日本カトリック教育学会講演
  • 9月8日 徳田教会
  • 9月15日 聖体奉仕会
  • 9月22日 葛西教会
  • 9月29日 青梅教会
  • 10月6日 あきるの教会
  • 10月13日 巡礼
  • 10月20日 新潟教会
  • 10月27日 大森教会
  • 11月3日 合同追悼ミサ
  • 11月17日 豊島教会

2018年11月19日 (月)

東京国際カトリック青年の集い@関口教会

Ticyg1808

 東京教区の国際センター(CTIC)と主に海外出身の青年心とのグループが一緒に、東京国際青年の集い(TICYG: Tokyo International Catholic Youth Gathering)を東京カテドラルのケルンホールで11月18日の日曜日に開催し、15カ国出身の青年信徒が160名以上参加してくれました。

午前中から集まった青年たちは、自分たちのコアグループの作成したプログラムに従い、7つのステージをクリアするグループゲームや、互いの分かち合い、それぞれの文化からの歌やダンスの披露などの交わりの時間を過ごし、最後に午後5時から、ケルンホールでミサを捧げ、一日の活動を締めくくりました。ミサは私が司式し、国際センター所長の高木神父、関口教会の西川神父、真境名神父が共同司式。

今の日本には様々な国からやってきた人たちや、様々な国を背景に日本で生まれ育った方々が多くおられ、その中には信徒の青年たちも少なくありません。文化の違いや言葉の違いもあり、なかなか一緒になって一つのキリストの体を作っているのだという意識を持ちきれていないと感じます。お客さん的な扱いも、時に見受けられます。

そんな中で、同じキリストにおける兄弟姉妹としてともに歩んでいくためには、互いを知り合うことが重要です。それぞれが抱えているそれぞれの人生の物語を、互いに分かち合うところから、互いの理解が始まり、支え合うことにつながることでしょう。

その意味で、今回の集まりは、海外をベースに持つ青年たちだけではなく、日本人の青年も多く参加したことには、大きな意味があると思います。プログラムの企画も、日本人を含むさまざまな文化的背景を持った人が集まって行いました。

Ticyg1807 そして、私にとって一番重要だと感じたのは、その地の言葉で、つまり日本語でのミサが締めくくりのミサで会ったことです。プログラム中のアナウンスや語りは、すべて英語と日本語で行われました。ミサの私の説教も、日本語と英語でしたが、ミサ自体は日本語。生活の基盤のある国の言葉でのミサで一致することには、一緒になって一つの体を作り上げる道にとって大切なことです。

もちろん司牧的な配慮として、それぞれの言葉でのミサや霊的生活は否定しませんし、必要であると思います。しかしそこだけに留まっていては、一つの体はできません。やはりそこを前提にした上で、基盤のあるその地の言葉での交わりと祈りは、重要です。

これからも、さらにこの輪を広げて、大きなキリストの体を育て上げていってください。

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2018年11月23日