・「北朝鮮は核、ミサイル開発を止めていない」-国連秘密報告(ロイター)

(2018.8.4 「カトリック・あい」)ロイター通信が4日、特報し、世界の主要メディアが転電したところによると、国連制裁の実施状況を監視する専門家による6か月に一度の報告書が3日夜、国連安全保障理事会の北朝鮮制裁委員会に提出され、その中で、北朝鮮が核、ミサイル開発を停止していないことが明らかになった。

 報告書は、北朝鮮は2018年に入っても、核、ミサイル開発計画を停止せず、国連が禁止決議をしている石油製品や石炭の洋上での受け渡しを急増させている。また北朝鮮はシリアとの軍事協力を進め、イエメンの武装組織フーシーに武器を売却しようとしている。

(2018.8.4 産経ニュース)ポンペオ米国務長官は3日、シンガポールのテレビ局「チャンネル・ニューズ・アジア」のインタビューで、北朝鮮の非核化の時期について「最終的な行程は金委員長が決めることだ」と述べ、金正恩朝鮮労働党委員長が歩み寄ることに期待を示した。

 米朝の交渉では非核化につながる進展は得られていないが、ポンペオ氏は、シンガポールでの6月の米朝首脳会談後、北朝鮮が約束通り朝鮮戦争で死亡した米兵の遺骨の返還を始めたことを挙げ、「非核化に近づいている」と主張した。会談以降、北朝鮮がミサイル発射や核実験をしていないことを評価し、「近いうちに実質的な進展が得られるよう望んでいる」と語った。

 

 

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2018年8月4日