(2020.10.18 カトリック・あい)
教皇フランシスコの新回勅”Fratelli tutti”に書かれた「誰も一人では救われないー平和と友愛」をテーマにした国際的な祈りの集いが20日、ローマのアラーチェリの聖マリア大聖堂を会場に、インターネットで世界を結んで行われることになった。バチカン広報局が17日、新聞発表したもので、集いでは、新型コロナウイルス感染とすべての戦争による犠牲者のために追悼の祈りがささげられ、最後に一斉に黙とうがお紺われる予定だ。
ローマを拠点に世界73か国に約5万人の会員を持つバチカン公認の一般信徒の団体「Community of Saint Egidio」が主催し、ローマ時間20日午後4時30分から開かれる聖マリア大聖堂での集会には、欧州委員会のウルズラ・フォン・デア・ライエン委員長、イタリアのセルジョマッタレッラ大統領 なども参加を予定。この時間に合わせて、教皇フランシスコ、コンスタンディヌーポリ総主教、バルソロメオス1世・コンスタンチノープル総主教はじめ他の正教会の指導者、プロテスタント教会の指導者、ユダヤ教、イスラム教、仏教など各宗派の代表者たちも、インターネットなどを通じて参加する。日本から峯岸正典師(群馬県 長楽寺住職 曹洞宗・宗教間対話の専門家)も参加の予定。
集いの模様は、各種のウエブ、ソーシャルメディアを通じ、8か国語で動画配信される予定。詳しくはhttps://preghieraperlapace.santegidio.org/pageID/31256/langID/en/Roma-2020.html