(2021.9.6 バチカン放送)
「第52回国際聖体大会」が5日、ハンガリーの首都ブダペストの英雄広場で、欧州司教協議会会長、アンジェロ・バニャスコ枢機卿による開会ミサで始まった。
聖体大会は、聖体への愛を深めるための司祭と信徒たちによる集会で、世界各地の教会の代表が参加する国際聖体大会は、4年ごとに開催地を変えて行われる。今回は一週間にわって開かれ、最終日の12日は、教皇フランシスコ司式の荘厳ミサが予定されている。
今大会のテーマは「私の源はすべてあなたの中にある」(詩編87章7節)。エステルゴム‐ブダペスト大司教のペーター・エルド枢機卿は、このテーマについて、「ブダペスト市内に4つに分かれて注ぎ込む水流をイメージすると同時に、4人の書記者によって今日まで伝えられる福音を表しています」と説明した。
期間中は、ミサや、聖体礼拝、祈りのほか、聖体をめぐる神学シンポジウムも開かれる。
(編集「カトリック・あい」)