・22日を「世界の連帯と祈りの日」に-女子修道会総長連盟が新型ウイルス感染者の為に祈りを呼びかけ

 

22 March: Worldwide Day of Solidarity and Prayer22 March: Worldwide Day of Solidarity and Prayer 

(2020.3.18 VaticanNews Linda Bordoni )

    世界80か国の60万人のカトリック修道女で組織する国際修道女会総長連盟 (UISG)が、3月22日の日曜日を、新型コロナウイルス感染に苦しむ人々に寄り添う「世界連帯と祈りの日」とし、これに世界中の人々が参加するよう訴えている。

 UISGのシスター・ヨランタ・カフカ会長が18日、声明を発表、「今や、私たち1人ひとりが、他の人々、特にもっとも脆弱で危険にさらされている人々と連帯することで、世界中に広がった新型コロナウイルスの危機に対応すべき時です」としたうえで、3月22日を、すべての感染者のための「世界連帯と祈りの日」として、まず、UISGの会員たちに祈りによる参加を求めた。

 声明では、新型ウイルスのこれ以上の感染拡大を防ぐため、WHO (世界保健機関)と各国政府が示す対策にしたがうことを確認。そのうえで、「今こそ、祈り、そして、他者を気遣う責任を自覚し、連帯を実践することを通して証しをする時」と訴えた。

 さらに、「この非常事態が、進んで奉仕する機会、そして、感染者の治療の最前線にいる方々、治療法の研究・開発に携わっている方々、公共サービスに従事している人々に感謝する機会を作っています。誰であろうと、どこにいようとも、世界中の修道女たちが自分たちを思い、祈ってくれている、と感じられるように」

 また、この日に先立つ19日は聖ヨゼフの祝日だったが、イタリアの司教協議会はこの日を、ロザリオを唱える日としイタリアの信徒たちに祈りへの参加を呼び掛け、教皇フランシスコも、メッセージを送っている。

 

Sr. Jolanta Kafka’s message

 

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2020年3月20日