ナイジェリア‐子ども連れ去り自爆テロさせる事件急増‐ 国連が警鐘(NHK)

 ユニセフ=国連児童基金によりますと、ナイジェリアの北東部では、子どもによる自爆テロがあとを絶たず、ことしに入って83人とすでに去年1年間の4倍に上っているということです。犠牲になった子どものほとんどがナイジェリア北東部に拠点を置くイスラム過激派組織ボコ・ハラムによって連れ去られていて、政府軍などによる掃討作戦に報復して市民を標的としたテロを活発化させていていることが急増している要因と見られています。
国連は、子どもに自爆テロをさせるのは「人間の爆弾」による残虐な行為だとして強く批判するとともに、国際社会に対し、ボコ・ハラムによる子どもたちへの人権侵害を終わらせて子どもたちを守るための協力を呼びかけています。

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2017年8月24日