動けなくなることが、愛おしさとかいたわりではなく、自由の束縛、無力感と時には屈辱的な他への依存をもたらし、それが肉体的な命が終わるまでの私の運命だ、という思い… そうした私にとって、Dorothy Day (1897年11月-1980年11月、米国人ジャーナリスト、カトリックの洗礼を受けてからも 社会活動家、無政府主義者であることをやめなかった。米国のカトリック信徒の中で最もよく知られた政治的な急進派とされた)は象徴的な人物だった。このクリスマスに私が考え、祈るのを助けてくれるのは、彼女の著作、そして彼女についての著作をいくつか読むことだ。
私にはたくさんの仲間がおり、制約に縛られているのは私だけではなかったが、私たちの文化への参入を選択したことは、Dorothy Day を珍しい、普通でない“新兵”にした。そして彼女は、私と沢山の人々を、予想もしないような方向に連れて行った。彼女は生来の、確かな信心深さを持つ文章家で、取材と解説記事には神秘的とも言える鋭ささえ、持っていた。カトリックの信仰に対して一つのスタイルと接し方を作り上げ、それが、今後何十年もカトリック信徒について何を問うか予想させたーその何十年もの間、カトリック信徒たちが、現実の世界の挑戦を避けるために作り出したイデオロギー的隠れ家としての「熱心な祈りと瞑想の内面の生活」、使い古された決まり文句が、真剣な精査の激しい熱に耐えられずに蒸発してしまう…。
その経験は、彼女の自伝のタイトルである[The Long Loneliness]でうまく表現されている。経験は、誰にとっても、そこにある。自分自身で、経験の一つ一つを探求することを通して、それが分かる。そして、その経験の形は、私たちがクリスマスに誕生を祝うイエスの人生に、先取りされているー宿に空き部屋がなかったために「飼い葉桶」でお生まれになり、自分に関心を示す仲間は死刑にされる犯罪者と疑り深い処刑人しかいないゴルゴダで遺棄される人生だ。
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