
(2026.6.27 Vatican News)
26日に始まった臨時枢機卿会議は27日夕、四つのセッションのうち、最後の第4セッション-「シノドス(世界代表司教会議)の実践の道筋」をテーマに討議が行われた。
このセッションで、枢機卿たちは、聖職者に対し、「素晴らしく、創造的で、福音的であり、かつ同時に『聖職者的』ではない司祭職像」を提示する必要性について考察。また、教会が、「世界に対して証しする」よう求められている今の時期に、協議プロセスの複雑さが逆に教会の足かせとなるリスクについても議論した。
議論では、シノダリティ(共働性)の修道的・歴史的側面を深めると同時に、信徒に対して「福音的かつ非聖職者的な司祭職のイメージを提示すること」などが含まれていた。
バチカン報道局の新聞発表にによると、ジョセフ・ウィリアム・トビン枢機卿が司会を務め、マリオ・グレック枢機卿による基調報告の後、数名の枢機卿が発言した。そして、枢機卿たちは、「教会が証しするよう求められているこの時期に、協議のプロセスの複雑さが教会に重荷となるリスク」を取り上げ、同時に、「位階的な教会と神の民の両方が、異なる形で、『聖霊が教会に語っていることの見極め』に参与している」ことを再確認した。
また、枢機卿たちは東方カトリック共同体の貢献を強調。(シノダリティ=共働性=をテーマにした2023年、2024年の二度にわたる)シノドスの経験は、教会全体が歩む旅路において重要な貢献となっている、と評価した。
第4セッションが終了し、休憩を挟んで、教皇との対話、参加者の自由発言の部に移った。
(翻訳・編集「カトリック・あい」南條俊二)