スペイン訪問終了後、国王専用機の前でフェリペ6世国王の見送りを受ける教皇レオ14世 2026年6月12日 テネリフェ・ノルテ空港 (@Vatican Media)
教皇レオ14世は、6月12日、カナリア諸島・テネリフェ島のサンタ・クルス・デ・テネリフェでの公式行事をもって、一週間にわたるスペイン司牧訪問を終えられ、スペイン国王専用機で帰国の途につかれた。教皇の帰国便として用意されていた特別機が故障で予定の運行ができなくなり、国王の好意で専用機が提供された。
Pope Leo XIV departs from Spain in King Felipe’s aircraft (ANSA)
教皇は、ご自身として第4回目となる海外司牧訪問(イタリアを除く)として、6月6日からスペインを訪問。 この間、教皇は、首都マドリードの王宮や下院議事堂での会見やスピーチ、またバルセロナでは建築家アントニ・ガウディの帰天から100年の日に合わせ、サグラダ・ファミリア聖堂の「イエス・キリストの塔」の完成を祝うミサと塔の祝別を行われた。

スペイン訪問後半、教皇は、移民問題に直面するカナリア諸島のラス・パルマス・デ・グラン・カナリアとサンタ・クルス・デ・テネリフェを訪問。移民や、移民受け入れに関わる人々との出会いを通し、すべての人間が持つ尊厳への関心を喚起された。
教皇は、12日昼のサンタ・クルス・デ・テネリフェでミサを捧げられた後、テネリフェ・ノルテ空港での送別式に臨まれた。国王フェリペ6世の見送りを受けた後、ローマへの帰国便として用意されたイベリア航空のエアバス A320 機に搭乗されたが、故障で出発ができなくなり、国王に付き添われ、空港のラウンジに戻られた。
国王の好意で国王専用機が提供されることになり、パロリン国務長官ら側近と共に同機に搭乗され、予定より約3時間遅れの午後6時過ぎにテネリフェ・ノルテ空港を発ち、イタリア時間同日午後11時過ぎ、ローマ・チャンピーノ空港に到着された。
バチカン広報局によると、当初、特別機で教皇と共にローマに戻る予定だった随行のバチカン関係者や記者団は、別便で帰国した。このため、海外訪問から帰国の際に教皇が行われる恒例の機中会見はできなくなった。