・教皇選挙、第一回投票結果は「黒煙」、第二回投票は日本時間8日夕に

(2025.5.7バチカン放送)

 第267代教皇を選ぶ教皇選挙の初日、7日午後9時頃、第1回目の投票結果を告げる煙がシスティーナ礼拝堂上の煙突から流れ、その色が黒であったことで、新教皇も未決定が人々に伝えられた。

 同日から始まった教皇選挙の結果を見ようと、バチカンの聖ペトロ広場には大勢の信者が詰めかけ、その数はおよそ4万5千人に達し、すでに暗くなった空に上がる黒煙を眺めた。

 投票は、2日目の8日以降は、午前と午後に各2回、新教皇決定まで毎日4回行われ、8日は午前9時15分(日本時間午後4時15分)から第二回目の投票、午後4時30分(同11時30分)から第三回目の投票が予定されている。

 システィーナ礼拝堂の煙突からの煙は、午前の投票後の正午頃(同午後7時頃)に、午後の投票後の午後7時頃(同翌日午前2時頃)に、1回ずつ上げられることになっている。ただし、新教皇が決まった場合は、煙突から白煙が早めに上がる、とされており、午前の投票では10時30分(同午後5時30分)の後、午後では5時30分(同翌日午前零時30分)の後に煙が上がるのは、教皇選出を告げる白煙のみとなる。

(「カトリック・あい」編集)

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2025年5月8日