(2024.9.4 バチカン放送)
インドネシア訪問中の教皇フランシスコは4日、同国のイエズス会会員らとお会いになった。イエズス会員である教皇は、海外司牧訪問の折、現地のイエズス会関係者らと対話の機会を持つことを習慣とされている。
同日正午前、ジャカルタのバチカン大使館で行われた集いには、インドネシアで活動するイエズス会会員320人のうち、およそ200人が参加。私的な形で行われたこの出会いは、質問を交えた自然な対話のうちに約1時間にわたって行われた。
随行員としてこの集いに参加した、イエズス会士でバチカン文化教育省のアントニオ・スパダロ神父によれば、教皇はいつものようにリラックスし、家族的な雰囲気を感じておられ、インドネシアで養成されている若いイエズス会会員の多さに驚きと喜びを表されていた、という。
教皇と参加者との対話では、イエズス会のこと、識別と祈りの大切さ、などが話題になったほか、インドネシアにおいてとりわけ重要な諸宗教対話やインカルチュレーションなどのテーマも積極的に取り上げられたという。
(編集「カトリック・あい」)