(2024.9.27 Vatican News )
ベルギー訪問中の教皇フランシスコは現地時間27日夜、首都ブリュッセルの教皇庁大使館で、聖職者による性的虐待の被害者17人と面談された。
バチカン報道局が発表した声明によると、面談は2時間以上続き、「被害者たちが教皇に個人的な体験や苦しみを分かち合う機会となり、虐待の惨禍と闘う教会の継続的な努力への希望を表明する機会となった」という。
また、「教皇は彼らの体験に注意深く耳を傾け、彼らの痛みに寄り添い… 彼女たちの勇気に深い感謝の意を表し、彼女たちが子どもの頃に守るべき司祭の手から受けた虐待に対して深い恥辱感を表明」された。
そして教皇は面談の 最後に、「さらなる研究のために彼女たちが提出した要望にも留意した」と明らかにした。 会合は現地時間午後9時少し前に終了した。
(翻訳・編集「カトリック・あい」南條俊二)